寺宝

技術的に優れた貴重な仏画

当山の仏教画や書、仏具など、約3000点の内、仏教画等160点について平成4年に、九州大学文学部 菊竹 淳一 教授(美学美術史)が調査、鑑定されたところ、鎌倉時代末期に描かれた「阿弥陀三尊来迎図」江戸時代の「両界曼荼羅図」など技術的に優れた貴重な作品が数多く含まれていることがわかりました。

同教授は、「一つの寺に、これだけ多数の良質な作品が所蔵されているのは珍しい。」と言われました。

「三千仏図」「虚空蔵菩薩坐像」「天神図」等々、多種多様な仏教画は、現在山口県立美術館に保管して頂いており、平成4年より拙寺の経費で逐次専門家による修復を進めています。

修復の終わった仏教画の一部は、平成14年2月5日より4月7日まで、山口県立美術館の常設展示場に展示されました。

光明真言曼荼羅図(部分)